2020年 11月10日(火曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『朝メシ前の脳活体操』
番組で紹介された内容や詳細をまとめていきます。
朝メシ前の脳活体操(篠原菊紀さん)
教えてくださるのは、脳科学を研究している
公立諏訪東京理科大学 教授 篠原菊紀さんです。
脳を活性化させるためのトレーニングを、多数考えてきました。
脳と体は思っているよりも強いつながりがあります。
有酸素運動や筋トレ 骨への刺激が脳の働きの維持・向上に
役立つことが分かっていますから、本格的な運動が大事です。
朝メシ前の脳活体操
椅子を使います。
1 椅子に座る
2 そのまま左右の足を交互に上げる
3 腕も振りその場で駆け足をする
4 この動作を最初はゆっくりだんだんスピードを上げる
脳に負荷がかかる=脳の活性化
さらに上級編もあります。
数を数えながら動かします。
先ほどの動作を、いち に さん と数えながらリズミカルに動作させます。
数えながら動作を行うことで脳がフル回転します。
この数えるのは、普段歩くときにも有効です。
いち に だけでなく、いち にー さん
とすることによって、左右が交互に変わっていくのがポイント。
はじめは対応出来ませんが、それがトレーニングになるんだそうです。
達人おすすめ 脳活メニュー
その後は、脳活体操をした後の朝ご飯です。
先生おすすめのメニューです。
今回のおすすめは ”朝チョコ” です。
カカオポリフェノールが多い、高カカオチョコレートがおすすめです。
カカオが多いチョコレートを食べると、脳の血流が増えるそうです。
その他にも良い効果があることが分かってきました。
BDNF(脳由来神経栄養因子)という
重要な物質が増えることも報告されています。
”脳の栄養” とも言われ、とても重要なタンパク質です。
甘さ控えめの高カカオチョコを朝ご飯の時に、1かけらぐらい食べると良いそうです。
さらに、チョコと味噌の組み合わせが良いそうで、
実は味噌には脳細胞を造るのにかかせない、
レシチンが豊富に含まれています。
おすすめなのは「みそチョコだれ」です。
これはチョコを細かく刻み、出汁やみりんで伸ばしたみそに混ぜるだけです。
これをサラダにかけたり、魚料理に使ったりするのがおすすめなんだそうです。
サバ味噌チョコや、挽肉と合わせて肉味噌にするとさらに味わいが広がります。
少し甘みのタレになるので、おひたしにかけたり、田楽にするというのもおすすめだそうです。
朝メシ前の脳活体操と朝チョコ、ぜひお試しください!