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EU4をWASD操作に変更する方法:Keyboard Butlerを使ったカスタマイズ

Europa Universalis IV(以下、EU4)は、歴史好きや戦略ゲームファンにとって非常に人気の高いタイトルです。

しかし、ゲームの操作は基本的にマウスが主体で、カメラの移動に関しても画面の端にカーソルを持っていくという形になっています。

また、キーボードの矢印キーでもカメラ操作は出来ますが、左腕が内側に来て操作しづらいですよね。

そこで、FPSや他の多くのゲームで一般的なWASDキーでのカメラ操作をしたい方に向けて、「Keyboard Butler」を使った設定方法をご紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

1. Keyboard Butlerとは?

Keyboard Butlerは、フリーのキーマッピングツールで、キーボードの入力を別のキーに置き換えることができるソフトウェアです。

これにより、EU4のカメラ移動をWASDキーに割り当てることが可能になります。

※EU4のみカスタマイズ設定すると、EU4以外のソフトを使用している時は、キーマッピングは反映されないため便利です。

多くのソフトを公開しているサイト Vector からダウンロードし、インストールします。

ソフトのダウンロード・利用について
こちら「Vector 免責事項」をあわせてご確認ください。
参考 Keyboard Butler ダウンロードサイトへVector

2. Keyboard Butlerのインストールと初期設定

  1. Keyboard Butlerをダウンロード・インストールする
    公式サイトからソフトウェアをダウンロードします。インストール後、ソフトを起動します。
    Keyboard Butlerを起動するとタスクバーにアイコン化されます。
    そのアイコンをマウスで右クリックし、オプションを選択します。

  2. プロファイルの作成
    開いた画面で、新しいプロファイルを作成します。
    このプロファイルに、EU4専用のキーバインディングを設定します。
  3. EU4での操作キーを確認する
    まず、EU4のデフォルト設定で、カメラ移動に使われているキーを確認しましょう。
    通常、マウスで画面の端にカーソルを持っていくとカメラが移動しますが、キーボードでも矢印キー(↑↓←→)でカメラを移動させることができます。

3. プロファイルの作成手順を詳しく解説

基本は下のキャプチャー画像のように設定します。

アプリケーションの登録

「1.アプリケーション」のファイル名の欄を「EU4.EXE」タイトルの欄を「Europa Universalis IV」と入力し、追加ボタンを押します。

「2.ホットキー」と「3.キーマクロ」は、今回は使用しません。

WASDキーを矢印キーにマッピングする

次に、画面内の「4.リプレースキー」を設定していきます。

WASDキー4つをそれぞれ矢印キーにマッピングしていきます。

  1. Wキーを上矢印にマッピング
    物理キーの欄でWキーを選択し、送信キーでUpを選択します。

  2. Aキーを左矢印にマッピング
    同様に、Aキーを左矢印キー(←)にマッピングします。

  3. Sキーを下矢印にマッピング
    Sキーは下矢印キー(↓)に置き換えます。

  4. Dキーを右矢印にマッピング
    最後に、Dキーを右矢印キー(→)にマッピングします。

設定が完了したら、プロファイルを保存します。

4. Keyboard Butlerの動作確認

  1. プロファイルをアクティブにする
    Keyboard Butlerで作成したEU4用プロファイルを選択し、「Activate」ボタンを押してプロファイルを有効にします。

  2. EU4を起動して確認
    EU4を起動し、ゲーム中にWASDキーでカメラが移動することを確認します。もしうまく動作しない場合は、Keyboard Butlerの設定やEU4のオプション設定を再確認してください。

5. EU4の地図表示モードのショートカットを変更

 EU4にも地図表示にモードがあり、ショートカットキーで変更できますが、WASDキーの変更により、ショートカットの一部使用できなくなるため、筆者は一部カスタマイズしています。

【 変更例 】

画面右下のショートカットキーの割り当てボタンで変更します。

  • qキー:政治画面モード
  • wキー:帝国画面モード()・・・あまり使わないので ^^;
  • eキー:外交モード

など

私は、Wキーの帝国画面モードは使用頻度が低いので、ショートカットキーが使えない所に持ってきて、マウスで選択しています。

これで、EU4をWASDキーで長時間のプレイも快適に操作できるようになりました。

動作がおかしい場合
EU4をプレイしていてキーボード操作の動作がおかしくなったら、EU4はそのままにしておいて、一度 Keyboard Butlerを終了して起動し直すと解決できることがあります。
私の場合、Spaceキーでの一時停止や解除が出来なくなる不具合がありましたが、解決しました。
また、EU4内で文字検索などWASDキーを使う場面では、Keyboard Butlerを一時停止することで、解決します。

6. まとめ

Keyboard Butlerは、他のゲームやアプリケーションでも同様のキーボードカスタマイズを行うことができるので、EU4以外のゲーム(Civilization® V や Hearts of Iron IV など)でも試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、Keyboard Butlerは基本フリーソフトですが、寄付も歓迎とのことです ^^