2020年 11月17日(火曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『朝メシ前の脳活体操』
番組で紹介された内容をまとめていきます。
教えてくれるのは脳科学を研究している
公立諏訪東京理科大学教授 篠原菊紀さん
脳を活性化させるためのトレーニングを多数考案してきました。
NHK まちかど情報室|朝メシ前の脳活体操(小脳の活性化)
篠原さん「今回注目したのは ”小脳” です。小脳はスムーズでなめらかな運動の実現には欠かせない器官で、運動の調整を行っているここに刺激を入れましょう」
小脳を活性化させることで、朝から手足がキビキビと動くようになるんだそうです。
そこでおすすめなのが、朝メシ前の脳活体操。
小脳を刺激する手軽な体操です。
1.左右に手を広げます
2.片足で立ちます
3.1から5までカウントします
4.目をつぶって片足立ちをします
目をつぶると難しくなります。よろけやすいので注意してください。
この「おっとっと」と言うたびに小脳がバランスをとろうとして活性化していきます。
目を開けた状態だと、周囲から垂直や平行といった情報が読み取れるのでバランスをとりやすいんです。
でも、目をつぶるとその情報がなくなるので、一気にバランスがとりづらくなります。
すると小脳に負荷がかかり、働きが活発になります。
さらに、両手に空の紙コップをのせてやると難しくなる脳活体操になります。
脳を活性化させる朝ご飯
そして、体操したあとは脳を活性化させる朝ご飯。
今回のおすすめは「発芽玄米」です。
発芽玄米は栄養価の高い玄米を少し発芽させたものです。
食べやすくビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に入っています。
給食で取り入れる学校も増えています。
体だけでなく脳にも良いということが最近分かってきました。
発芽玄米に多く、特に注目したのが「ギャバ」と呼ばれる成分です。
脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きをしています。
この発芽玄米をおいしくするワザがあります。
達人のワザその1 白米と半分ずつ混ぜて炊く
玄米だけを食べるよりも、もちもちとした食感になります。
達人のワザその2 だんごのような小さいおにぎりにする
いろんな食べ方が出来て、特に汁物と合わせるのがおすすめだそうです。
例えば温かいだし汁や、味噌汁をかけて雑炊風に。
スープに入れてリゾット風にしても美味しくなります。
そして、前の日の残った鍋に入れて、きりたんぽ風に。
体が温まる上に脳の働きも活発になります。
朝メシ前の片足立ちと発芽玄米、ぜひお試しください!