インスタグラムが本日 3日 16時10分頃よりタイムラインを更新できない障害が発生しており繋がりにくくなっています。
Twitterにインスタグラム関連で投稿された件数が一気に上がっています。
インスタグラムは、Facebookの傘下※で情報の連携がされていますので、その辺りの関係性についても気になるところです。
※2012年4月、FacebookがInstagramを10億ドルで買収することが発表された。
買収後も独立して運営され、TwitterなどFacebookと競合するサービスとの連携もこれまで通り継続。
現在、インスタグラムからの公式アナウンスなどは出ていないようです。
以下Facebookの情報漏洩についてです。
先日、Facebookが5,000万件情報漏洩が発生したと発表しました。
Facebook アカウント5,000万件が情報漏洩
2018年9月28日金曜日、Facebook は同社ネットワークへの攻撃があり、個人情報約5,000万件が流出したと発表しました。
攻撃者は、利用者が第三者から見たページを確認する“プレビュー”機能にある脆弱性を利用し、Facebook 上にあるアカウントを乗っ取ることができる状態だったそうです。
現在はすでにこの脆弱性については修正し、司法当局へ状況の報告を行いました。
Facebook は同事象に起因する被害及び実際に悪用されたどうかについては把握していないとのことです。
どんな内容の情報が漏洩したのか?
Facebookは、メッセージ内容にアクセスされた可能性は低いとのことです。
クレジットカード情報も漏洩していないとFacebookはアナウンスしているようです。
しかし、今後の調査により、漏洩した内容について変わるかもしれないそうです。
情報流出はいつ発生したのか?
Facebookが狙われやすい状況になっていたのは、2017年7月以降だったそうですが、Facebookは2018年9月16日に不自然な行動が急増したのを見つけるまで、問題に気づかなかったとのことです。多く見積もれば、2017年7月から14か月間に渡って情報が流出していたことになります。
犯人は誰なのか?
Facebookは攻撃したのが誰であるか今のところ分からないようですが、現在FBIが捜査中とのことです。
過去にロシアがアメリカの民主主義に対し、選挙に影響を及ぼそうとした証拠を見つけたことがあったようです。ただ、今回もロシアと決めつけることは出来ない。
犯人の特定は困難を極め、かなりの時間を要することになりそうとのことです。
Facebookに限った話ではありませんが、個人情報を含むシステムサービスを利用する場合は、頻繁にパスワードの変更をしたり、強固なパスワードを作成することにより、同様の脅威から情報を守ることが最善とされます。
また、必要以上に情報を入力しないことも、対策の一つになりそうです。
今回Facebookの情報漏洩が、インスタグラムに及んでいないことを祈ります。