RX10M4の作例(レタッチ編)
今週もSONY DSC-RX10M4を気軽に持ち出して、栃木県宇都宮市にある八幡山公園へ出かけてきました。
たくさん撮影してきた中から厳選した写真にレタッチを加え、作例をご紹介したいと思います。
今までのレビューでは、撮って出しの画像が多かったのですが、今回は、作品作りとしてどうか?ということについて書いていきたいと思います。
どうぞ、ごゆっくりとお楽しみください♪
レタッチソフトについて
レタッチはAdobeのLightroom CCというソフトを使用しています。
操作や機能に慣れてくると、思い通りに仕上げることが出来るソフトでかなりオススメのソフトです。
写真の業界でも標準的なソフトです。
八幡山公園に到着
3月18日の日曜日の昼下がり、気温は14℃くらい。
桜が咲く頃かなぁとか想像しながら、
栃木県宇都宮市にある八幡山公園へ向かいました。
Google Map
そうです!
餃子の街で有名な栃木県宇都宮市です。
そのど真ん中にある公園ですが、公園は丘陵地帯で、中央には宇都宮タワーがあり、登ることも出来ます。
宇都宮タワーから撮影開始
(タワーの高さは89mで、展望台までは30mです。)
それでは広角から撮影していきます。
タワーの白と赤に塗ってある部分の発色も肉眼で見た感じに近いです。
24ミリの広角は歪みなどのクセも無く良い感じです。
少しズーム(45mm)
さらにズーム(90mm)
展望台の中に備え付けの望遠鏡が有るのが分かります。(270mm)
最大ズームです。(600mm)
鉄塔のてっぺん部分を狙ってみました。
肉眼では見えにくい部分もくっきりと描写されています。(600mm)
途中のアンテナ部分です。
こちらの塔はテレビの地上波デジタル放送を受信してさらに送信もしています。鉄骨を止めているネジなども良く見えます。(600mm)
せっかくなので展望台に登ってみました。
料金は190円です^^
展望台に登ると…ヨドバシカメラ?
展望台からの眺めです。絶景です。
手前は公園の敷地内で、奥に街並みが広がっています。
(ガラス越しなので、室内がかすかに反射しています^^;)
こちらの方面で、少しずつズームしていきます。(24mm)
ズーム(約70mm)
さらにズーム(285mm)
600mmで見ると、中央のビルはヨドバシカメラwでした。
Lightroomでトリミングをして、少し明るくしてみました。
壁の細い線なども確認出来ます。
いかがでしょうか?
この辺りは、2100万画素、1型センサー、カールツァイスを組み合わせた恩恵でしょうか?
望遠でありがちな色にじみもほとんど見ることが出来ません。
RAWデータも確認しましたが、色にじみがありませんでした。
ということは内部で補正をしているのではなく、
もともとレンズの性能が良いといえると思います。
さらに被写体を変えてズーミングしてみます。
ビルの上にクレーンを発見しましたので、ズームしてみます。
まずは広角24mm
ズーム(約63mm)
さらにズーム(237mm)
最大ズーム(600mm)
先程と同様に中心部をトリミングして明度、コントラストを上げてみました。
文字がくっきりと描写されているのが分かりますね。
さすがに、明度とコントラストを上げると暗部にノイズがのってきますので、Lightroomのノイズ除去機能を使用しました。
撮影していると、東北新幹線を発見!
即座に最大ズーム600mmで、サッと撮影。
超望遠の圧縮効果が出て迫力があります!
1型センサーだと600mmでも、かなりコンパクトなので、こうした撮影をするのも大がかりにならずに、さりげなく撮れてしまいます。
展望台から降りて散策開始♪
展望台から降りると、桜がちらほらと・・・
早い桜は咲きはじめています。
夕日に照らされて暖かみのある色になりました。
3分咲き位ですね。
こちらの梅もとても印象的で、思わずシャッターを切りました。
ピンク色をバックの木々が引き立てています。
レタッチ作業は、あまり彩度を上げずに、周りの明度を落として梅の色を引き立てました。色のりがとても良い感じです。
公園内にいる動物たち
八幡山公園には鳥が飼われています。
タンチョウヅルです。
明らかにこっちを見ています^^;
フォーカスリミットを上手く使って奥にピントを合わせました。
こちらは、インドクジャクです。
色がとてもキレイです。手前に金網がありますが、
望遠で撮ると、ほとんど映らず透けて撮影することが出来ました。
Lightroomでレタッチしていますが、RAWデータを活用する事で、思い通りの色が再現できました。
毛の色がとても鮮やかです。神秘的な色ですね。
撮影は以上です。
今回のまとめ
RX10M4は、高倍率ズームのおかげで様々な構図を作ることが出来るので、撮影していてとても楽しいです。
さらにレタッチ作業においても、RAWデータで撮影しておくと意図したホワイトバランス、明度、彩度、ディティールにする事が出来、こちらもとても良いですね。
実はフルサイズの一眼デジカメも所持しているのですが、RX10M4は軽量で機動性が高く、絵作りまできちんとこなしてくれるので、なかなか出番が回ってこないのも事実になっています。
最後までご覧いただき、有り難うございました。
RX10M4の値段が最近、また下がってきています。
人気なので、売り切れになっていることもありますが・・・
気になる方は、ショップを覗いてみてはいかがでしょうか?w
(リンクからはRX10M4関連の商品ページへ行けます。)