今日のズムサタでは、
キャッシュレスについて特集されました。
消費税10%で注目!キャッシュレス
来年10月から消費税が
8% ⇒ 10%
になります。
例えば、1万円のコートは
現在 10,800円で買えましたが、
増税後は11,000円払わないと買えなくなるんですね。
そこで注目されているのがキャッシュレス。
キャッシュレスとは、
現金の代わりに、
・カード
・電子マネー
・スマホ
・生体認証
などを使うやり方です。
先週、キャッシュレスで買い物をすれば期間限定で5%分のポイントを還元する制度を検討したいと、政府与党が発表、キャッシュレスに関心が集まっています。
そんな中、キャッシュレスで買い物が出来る店がどんどん増えているのはご存じでしょうか?
例えば、コンビニだと1万店以上もあるんです。
一方、キャッシュレスについて550人にアンケートをとってみると、
・キャッシュレスにするとお得なことはあるのか?
・カードとかだとどれくらい使ったか分からなくなりそうで怖い
世界各国のキャッシュレス決済比率を調べてみると・・・
・日本 18.4%
・カナダ 55.4%
・中国 60%
・韓国 89.1%
中国では屋台でものを買う時もスマートフォンでQRコードを読み取るだけ。驚いたのは、ストリートミュージシャンにチップを渡すのも、なんとQRコードです。スタジオのモッチーさんもビックリw
日本の経済産業省は、将来的に現金無しのキャッシュを80%にすることを目標としているようです。
そんな中、近くのローソンでスマホだけで買い物が出来るこんなサービスも。
ローソン 全店舗1万4,000店以上で利用可能(今年10月末時点)
1.スマホ決済アプリをダウンロード
2.クレジットカードなどの情報を登録
3.自分だけのQRコードとバーコードを受け取る
4.お店で支払時にバーコードを読み取ってもらう
ファミリーマートでも全店舗約1万7,000店で今月4日から利用可能です。
小銭を出す必要がありません。
ファイナンシャルプランナーの風呂内さん
「登録できるのはクレジットだけでなく、銀行口座を登録するアプリもあります。クレジットで決済して後から引き落としになるのが嫌という方は、口座から引き落としになるものを選ばれると良いと思います」
とのことです。
スマホを使った現金いらずの決済は、ファミリーレストランでも。
今月9月に始まったのは「デニーズ新キャッシュレスサービス」
店員さんを待たずに注文が出来て、レジに並ばずにすぐに帰れるサービスなんです。
やり方はテーブルに書かれていて、
1.QRコードで専用の注文ページへ
2.メニューの中から好きな料理を選びます
3.クレジットカードなどの情報を入力
4.注文も支払いも完了
料理を食べたらレジによらないでOKなんだそうです。
キャッシュレスが完了しているテーブルには、赤い棒が置かれて、それで支払いが終わっているということなんだそうです。
今月4日から渋谷・南平台店でサービス開始予定だそうです。
さらに、キャッシュレスの波はタクシーにも。
東京都内などのタクシー約5500台で利用可能
現在、東京、神奈川、埼玉、大阪、京都、福岡、北海道から始まっているそうです。
JapanTaxi Wallet
使い方は、
1.専用アプリにあらかじめクレジットカードなどの支払い方法を登録しておく
2.タクシーに乗った時に、タクシー内にあるタブレットにQRコードが出るので、スマホで読み取る
3.目的地に着いたら自動的に登録したカードなどから支払いがされる
といった感じです。
キャッシュレスのメリットは?
キャッシュレスは上手に使うとお得になるというんです。
キャッシュレスでお買い物をすると、支払った金額に応じてポイントが貰えます。その貰ったポイントで様々な特典を受けることが出来るそうです。
ポイントが貯まるキャッシュレス
・スマホ
・カード
・電子マネー
など
先週木曜日には、スマホアプリ「Pay Pay」が
払った金額の20%分のポイントが期間限定で貯まると発表(上限金額あり)
このように各社が様々なサービスを発表しています。
キャッシュレス どれを選ぶ?
たくさんある中で、どのキャッシュレスサービスを選ぶのがいいか迷ってしまいますが、よく行くスーパーでたくさんポイントが貯まるものや自分のライフスタイルに合わせた決済スタイルを選ぶのがオススメです。
今後 日本のキャッシュレスはどうなる?
2020年の東京オリンピックでスタートしているかもしれないキャッシュレスが、顔パスで買い物が出来る、顔認証決済サービス(NEC)
使い方
1.顔の画像にクレジットカードなどの情報を登録
2.カメラ付きのタブレットで注文
現金もカードも使わず決済が出来てしまうんですね。
2020年にはテーマパークやスタジアムで広く使えるようにしていきたいとのこと。
チケット購入の際に顔を登録してもらい、遊びや買い物に行く時には手ぶらで行くことが出来るようになるそうです。
さらに、大阪万博が開かれる2025年にスタートするかもしれないキャッシュレスが、ローソンで開発中の自動で決済が出来るシステム。
普通の買い物袋に商品を入れ、そのまま機械に通すだけで自動で商品を認識しスマートフォンをかざし決済出来るというものです。
これは、少子高齢化や外国人の人が働いてくれたりしていますが、コンビニエンスの業務が複雑すぎたりするのがとても簡単になり、教える業務がなくなるそうです。
これにより、様々な世代の人、様々な国籍の人が店舗を運営することができるようになるという、画期的なシステムを構築中とのことです。
キャッシュレスでトラブルは?
ファイナンシャルプランナーの風呂内さん いわく、
Q.キャッシュレスでトラブルは?
「日本は災害のある国ですから、停電で使えない可能性が有ります。カードも通信が出来なくなったら途絶えてしまうといったことがあり、現金の方が良いという場合もあります」
Q.スマホをなくしたら?
「念のため、登録してあるカードをいったん止めること。今の決済の登録状況をリスト化して分かるようにしておく事が必要」
Q. 使いすぎてしまう可能性は?
「クレジットカードだったら使いすぎてしまうのか、ある実験をしてみたんですね。それによると確かにクレジットカードだと23%消費が増えるという統計データが出ました。使った実感が得にくいので、自分がいくら使っているのかカード会社のアプリなどでこまめにチェックするのが大切です」
また、未成年の人が使う場合は、きちんと保護者の人と話し合ってから買い物をすることも大切です。
宮本さん曰く、最近街の中で歩いていて“チャリンチャリン”鳴らす人がすくなくなったよねwとコメント。
キャッシュレス決済は、いろいろと今後進んでいきそうな感じです。