ハロウィーンの渋谷で軽トラックを横転させた男達。
容疑者特定の“決め手”となったのは ――
警察は街中に設置されている防犯カメラの映像を集めていたといいます。
現場には多くの防犯カメラが設置されていました。
警察はこうした防犯カメラ250台を解析
⇒ 容疑者らの現場~自宅の足取りを割り出したといいます。
さらに事件の様子を多くの人がスマートフォンなどで撮影していたため、これらの映像や目撃情報も容疑者手がかりの大きな情報になったと見られています。
スマホの動画は非常に警察にとってみればすごい情報の宝庫で、いろんな角度から精査できます。
わずか1か月余りでのスピード逮捕。
今回の事件を軽視できないある事情とは?
裏にはこの事件を軽視できないある“事情”がありました。
捜査関係者によると、オリンピックを控える中、治安維持と混乱を招かないためにも厳しく取り締まる必要があったといいます。
警視庁は、今回軽トラ横転に関わった外国人を含む11人も
⇒ 近く書類送検する予定
犯人をどのように特定したのか
10月27~28日にかけて約4万人が殺到した渋谷
⇒防犯カメラ250台を解析 所轄の渋谷署のほか警視庁殺人や強盗を担当する捜査1課およそ30人とSSBC(画像分析専門部隊)も投入されたそうです。
捜査手法「リレー方式」とは?
1.事件当時の映像 ⇒ 特徴を確認
2.容疑者の足取りに沿って防犯カメラをチェック
3.容疑者の自宅の最寄り駅をも割り出し防犯カメラに映らなくなったら…
4.最後は聞き込みで自宅などを特定
といったふうに「映像捜査」が犯人逮捕の決め手になったようです。
今日本には様々なところに防犯カメラがあり、家まで追いかけられるという怖さがある反面、防犯カメラのメリットというのも分かった気がしました。
今後、防犯カメラが警察とオンラインで結ばれたり、AI技術の進歩により運転免許証との照合などが出来れば、リアルタイムで犯罪を検出できるようになるなど、犯罪捜査も早く解決が出来るようになっていくものと見られています。
防犯カメラも低価格で高性能になってきています。