景気が良くなっているといわれていますが、あまり実感がない今日この頃ですが、2019年4月1日、新しく元号が発表され、5月1日より元号の変更が行われます。
この元号が変わることで、景気に影響はあるのでしょうか?
ということで、まとめておきます。
元号変更による影響がある業界など
紙幣、貨幣、印刷物の変更
紙幣・貨幣や印刷物には元号が書かれている為、それらを変更する必要があります。これらを製造している印刷業界に需要が高まります。
印刷会社、インキ会社、製紙会社、印刷機材メーカーなど
元号の書かれている印刷物の一例
・紙幣・貨幣
・伝票、連続伝票
・各種帳票
・見積書
・契約書
・カレンダー
・手帳、スケジュール帳
など
読み取り装置・機械の変更
上記のような変更に伴い、それらを読み取る機械やソフトウェアの変更が必要になります。システム・ソフト関連業界に需要が増えることが考えられます。
情報システムの変更
官公庁や一般企業、金融機関など情報システムでは元号を使用しているものもあり、それらのシステムの変更が必要になります。システム関連業界に需要が高まります。
上記のように変更に伴い、各業界に需要が高まり、景気に影響が出るといわれています。
また、新たに天皇陛下の即位に伴い、大型連休では旅行業界、観光地などでも需要が高まることも予測されます。