前回に続き、RX100M6を中心に書いていきます。
今回は、RX100M4の時から搭載してきているHFR(ハイフレームレート)撮影について書いていきます。
HFRの変遷は、RX100M4からM5では若干解像度が高くなるなどの改良がありましたが、M5からM6では変更はないようです。
もう熟成されてきている感じもしますね。
RX100M6と私の所有しているRX10M4では仕様が同等でしたので、参考までにHFRテスト撮影動画をまとめてみましたので、良かったらご覧ください。
HFRテスト動画(1分50秒)
通常のHD撮影は、1920×1080ピクセルで記録できるのに対し、HFR撮影の960fps(秒間960コマ)は、1244×420ピクセル、
480fpsでは、1824×616ピクセル、
240fpsは、1824×1026ピクセル
といった感じで解像度が限られますので、少し画質が粗くなりますが、高いフレームレートでは、高速で動いているものをしっかりとスローで見ることが出来ます。
ただこのHFR動画は、撮影になれていないと決定的な瞬間を逃してしまいます。
細かな設定が有ることや撮影後にメモリーカードに記録される間、撮影が出来なりますので、注意が必要です。
こちらは、噴水を撮影した映像です。
水の動きをゆっくり見ると面白いですねw
いろいろといじり倒していたら発見したのですが、
HFR 便利なTips♪
普通に記録をするとかなりの時間が拘束されてしまいますが、記録している間、プレビュー画像を見ることが出来るのですが、自分の欲しい部分が再生されたら、キャンセルボタンを押すことにより、そこから後は記録されません。
必要以上に記録し続ける必要が無いんです。
(キャンセルを押すと全てが記録がされないとばかり、思っていましたので、嬉しい発見でした^^;)
動画撮影はメモリーをたくさん使いますので、今回のようなHFR撮影や動画を主に撮りたい方は、容量が大きく高速なSDカードを使用されるのがおすすめです。
ちなみに、私はトランセンドのSDXC UHS-I 64GBを使っています。
RXシリーズに搭載しているハイスピード撮影機能はまさにプロ仕様で、とにかく細かく様々な設定が出来るので、用途に合わせて選べるのがいいです。
テレビのスポーツ番組で良く見るスロー映像が今や簡単に個人で撮影が出来るのは、カメラの所有感を実感する一つとなるのではないでしょうか。