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米倉涼子さんの低髄液圧症候群は誰でもかかる可能性も?

女優の米倉涼子さんがかかった「低髄液圧症候群」。

誰でもかかる可能性がある病気なんだそうです。

ということで、「低髄液圧症候群」について詳しく調べてみました。

米倉涼子さんの低髄液圧症候群は誰でもかかる可能性もある病

低髄液圧症候群の症状について

脳や脊髄(せきずい)の中にある髄液(ずいえき)といわれる
液体がなんらかの原因で漏れ出し、次のような症状が出る病気です。

●頭痛
●腰痛
●全身の倦怠感(だるさ)
●めまい
●首の痛み
●耳鳴り
●視力低下(物がかかすんで見える、まぶしい)
●顔面痛・違和感
●咽頭(鼻からのど付近)に違和感
●動悸や息切れ
●消化不良や吐き気、
●食欲がない
●下痢
●自律神経症状(体温調節の異常)
●集中力・注意力の低下
●記憶力の低下
●うつ
●不眠
●免疫力が低下し、感染性の病気にかかりやすくなる
 など

低髄液圧症候群の原因

なぜ、低髄液圧症候群になるのかについてみていきます。

●交通事故、スポーツ、転倒や転落などで頭への衝撃
 (頭を打たなくても衝撃が伝われば原因になる)
●出産
●くしゃみ
 など

頭内部に孔が空き、髄液が漏れ出ることが原因として多いようです。

低髄液圧症候群のかかる確率

低髄液圧症候群にかかる可能性は、約20,000人に1人です。
数字だけを見てしまうとかかる可能性は低く感じますが、頭部への衝撃などがあった場合、誰でもがかかる可能性のある病気なので、注意が必要なようです。

低髄液圧症候群の治療

治療は、まず2週間程、水分をよくとり寝て安静にします。(病態により点滴)

その後検査をし、改善が見られないときにはブラッドパッチという漏れを止める治療法を検討します。

ブラッドパッチは、患者本人の血液を漏れ出てしまう部分の付近に注入することで、血液で塞ぐ方法です。

低髄液圧症候群の完治率など

低随液圧症候群は治療予後良好で完治率は高いようですが、中にはブラッドパッチを行って半年以上経過しても治らない事例もあるようです。

低随液圧症候群は、まだよく分かっていない部分もあり、診断がきちんとされないケースもあるようです。

上述した症状などが改善しない場合、さらに原因が該当する場合は、もしかすると低髄液圧症候群の可能性もあります。

 

米倉涼子さんがかかってしまった、低髄液圧症候群についてまとめてみました。

強くくしゃみをすると、この低髄液圧症候群になってしまう可能性もあるということで、少し気をつけていきたいと思います。