【台風19号】関東への影響は?
現在、台風19号は「大型」で「猛烈」な勢力を維持しています。
週末には関東で大雨、暴風が吹き大きな影響が出る予想が出ています。
米軍の合同台風警報センター(JTWC)の進路予想では次のような進路が予想されています。
(合同台風警報センターは米国防総省の機関で、米軍がハワイ州真珠湾海軍基地に設置。北西太平洋、南太平洋、インド洋の台風情報をウェブサイトで提供しています。)
日本気象協会が出している進路予想は次の通りです。
米軍も日本気象協会も台風の中心が東京を通る予想になっていて、
予想円の端を通ったとしても、関東地方に大きな影響が出る可能性が高まっています。
気象庁では、次のデータが公開されています。
台風第19号 (ハギビス)
令和元年10月09日21時50分 発表
<09日21時の実況>
大きさ 大型
強さ 猛烈な
存在地域 小笠原近海
中心位置 北緯 21度10分(21.2度)
東経 139度35分(139.6度)
進行方向、速さ 北北西 15km/h(8kt)
中心気圧 915hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
最大瞬間風速 75m/s(150kt)
25m/s以上の暴風域 全域 240km(130NM)
15m/s以上の強風域 東側 750km(400NM)
西側 650km(350NM)
<10日09時の予報>
強さ 猛烈な
存在地域 硫黄島の南西約290km
予報円の中心 北緯 23度10分(23.2度)
東経 139度05分(139.1度)
進行方向、速さ 北 20km/h(10kt)
中心気圧 905hPa
中心付近の最大風速 55m/s(110kt)
最大瞬間風速 80m/s(155kt)
予報円の半径 40km(20NM)
暴風警戒域 全域 280km(150NM)
<10日21時の予報>
強さ 猛烈な
存在地域 硫黄島の西約300km
予報円の中心 北緯 24度55分(24.9度)
東経 138度20分(138.3度)
進行方向、速さ 北北西 15km/h(9kt)
中心気圧 915hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
最大瞬間風速 75m/s(150kt)
予報円の半径 70km(40NM)
暴風警戒域 全域 310km(170NM)
<11日21時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 日本の南
予報円の中心 北緯 29度05分(29.1度)
東経 136度30分(136.5度)
進行方向、速さ 北北西 20km/h(11kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
予報円の半径 140km(75NM)
暴風警戒域 全域 310km(170NM)
<12日21時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 伊豆諸島近海
予報円の中心 北緯 34度50分(34.8度)
東経 139度05分(139.1度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(15kt)
中心気圧 950hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
予報円の半径 220km(120NM)
暴風警戒域 全域 370km(200NM)
<13日21時の予報>
強さ –
温帯低気圧
存在地域 北海道の東
予報円の中心 北緯 42度35分(42.6度)
東経 152度25分(152.4度)
進行方向、速さ 北東 60km/h(32kt)
中心気圧 976hPa
最大風速 30m/s(60kt)
最大瞬間風速 45m/s(85kt)
予報円の半径 310km(170NM)
暴風警戒域 全域 460km(250NM)
台風19号の日本各地の警戒期間
関東を含め日本各地での警戒期間は次のようになっています。
11日(金)には西日本と東日本の太平洋側では波が高くなり、警報クラスの高波になる可能性があります。3連休初日の12日(土)は東海や関東、北陸など主に東日本を中心に雨や風が強まり、天気が大きく荒れる恐れがあります。連休初日ということもあり、行楽地などへ多くの方が移動されるかと思いますが、交通機関が大きく乱れる可能性があります。13日(日)は東海や関東、北陸に加え、東北でも雨や風の影響が大きく出てくる予想です。
台風19号は発生した時よりも急速に発達していて、
進路や影響の範囲が東にシフトしつつあります。
随時、最新の台風情報をご確認ください。
(気象庁、日本気象協会、米国防総省 合同台風警報センターより引用)
関連リンク
気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
日本気象協会
https://tenki.jp/
米国防総省 合同台風警報センター
https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html