本サイトではPR広告が含まれています

紫外線・オゾンガスは新型コロナウイルス対策に効果はあるのか?

2020年5月28日のNHKの朝のニュース『おはよう日本』で

新型コロナウイルス対策に紫外線やオゾンガスは効果があるのか?

について報じられていましたので、内容をまとめていきたいと思います。

紫外線・オゾンガスは新型コロナウイルス対策に効果はあるのか?

感染症学が専門の広島大学 大毛宏喜教授によりますと、

紫外線

特定の波長を高い強度であてると、ウイルスや細菌など感染力を失う効果が期待できるということです。

実は、効果の高い波長の紫外線を照射するという装置は、すでに実用化されています。

広島大学病院では、新型コロナウイルス患者の退院後の病室に紫外線を照射しています。

一方、太陽の光(日光)の紫外線の場合、様々な波長が含まれていたり強度が高くないことから、同様のウイルスを壊す効果は、専用の装置と同様には期待できないのではないかということでした。

オゾンガス

国内の大学などのグループが実験結果を報告しています。

それによりますと、高濃度のオゾンガスにさらすと、1時間ほどで感染力がなくなったそうですが、この実験で用いられたオゾンガスの濃度は1ppm~6ppmと人がいる場所でそのまま使うと有害なんだそうです。

一般に市販されています、オゾンガスの装置では、

●濃度が高くないとみられる
●有効かどうかは今のところ確認できなかった

ということです。

また消費者庁は、オゾンガスの発生装置に限らず、予防効果を掲げた商品には科学的な根拠があるか、メーカーなどに確認をして欲しいとしています。