2020年 6月4日（木曜日）の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『外出自粛でなまった体 なんとかします』です。
番組で紹介された内容をまとめていきます。
鎌田式スクワットのやり方
今日は医師の鎌田實さんが教えてくれました。
外出自粛期間中、毎日トレーニングを欠かさなかった鎌田さん。
「動かないと気持ちがうつうつとしてきますし、少し体を温めることと軽い運動は、コロナウイルスと戦っていくうえでとても大事だと思っております」
と話します。
そこで、おすすめは筋活なんだそうです。
鎌田さんの一押しは、スクワットです。
立って、ゆっくりと膝を少し曲げて体を落とします。
３年前、肥満が原因で不整脈になった鎌田さんですが、これと食事改善をやるようになって減量に成功したそうで、健康な体を取り戻したそうです。
実は、太ももは体の中で筋肉が多い部分。
スクワットで鍛えることで、血糖値や血圧を改善し、がんや脳卒中のリスクを下げる効果が期待されます。
このスクワットには、足腰が弱った持病のあるお年寄りも無理なく続けられる、鎌田さんの工夫がたっぷり詰まっています。
大事なのは、スクワットをする時に、両手を椅子など安定した物につかまりながらやるようにします。
スクワットはバランスを崩しやすく、高齢者の場合、転倒したら大けがに繋がりかねません。
- 両足を肩幅に広げて立ちます
- ひざを曲げ 腰を落とす
この時、お尻を後ろに引くイメージ
つらい人は、10センチでもOKです - 腰を落としたまま ５秒
同じ姿勢を保ちましょう - 急がずゆっくり 腰を上げる
ここまで呼吸を止めずに息をしたままやるのがポイントです。
10回を１セットで１日３セットを目指しましょう。
体力・体調に応じて回数を調整してください。
外出自粛で多くの人が家に閉じこもりがちでしたが、鎌田さんは今が踏ん張りどころだとおっしゃっていました。
鎌田さん：
「外出自粛中に筋肉を動かしていた人と、筋肉を動かさなかった人では、その後のアフターコロナのコロナに打ち勝ったあとの人生が変わっていくんじゃなかと。
自分の人生を自分らしく豊かに生き続けるためには、貯金より“貯筋”というのがものすごく大事だと。
そして、筋活をすればコロナの時代が終わった時にずっと生き生きとして、元の生活より全然輝いているんじゃない？
という生き方がきっと出来るはずだと思うんですね」
鎌田實さんは書籍も出されているようです。
「この本では、40年以上健康づくり運動をやってきた70歳の医師の僕がたどり着いた
『最強の筋活』についてお伝えしていこうと思う。僕自身が実際にやっている
とてもシンプルな方法だけを紹介していく」
「鎌田式スクワット」で健康維持につとめたいですね。