2020年 6月5日(金曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマも昨日に引き続き『外出自粛でなまった体 なんとかします』です。
番組で紹介された内容をまとめていきます。
NHKまちかど情報室「鎌田式 かかと落とし」のやり方
今日も多方面で活躍し健康に気を付けている医師の鎌田實さん(71)。
鎌田さん:
「自由に行きたいところに行けたり、ご飯を食べに行けたりするためには、骨を活性化させていくことがすごく大事なこと」
と話します。
歳をとると骨を再生する力が弱まり、骨がすかすかになる「骨粗しょう症」になりやすくなります。
そこで、おすすめは骨活だという鎌田さん。
つま先立ちの状態からかかとを落とすかかと落としです。
そんなに効果あるの?と思われる方も多いのでは・・・
これには、医師としての鎌田さんの知恵と工夫が込められています。
かかと落としのような適度な衝撃が、刺激となって骨を作る細胞の働きが活発化します。
それで、骨が丈夫になるんだそうです。
- 椅子などにつかまり 背筋を伸ばして立ちます
- つま先を3cmほどゆっくりと上げます
この時に足首に力が入っていることを意識してください - つま先を下ろし かかとを少し上げます
- さらにかかとを 思いっきり上げます
- かかとを ドンと落とす
衝撃を与えることを意識することが大事です。
10回を1セットとして1日3セットを目標にします。
立つことが心配な方は、椅子に座ったまま同じように行うことで、同様の効果に期待できます。
さらに、このかかと落としにひと工夫を加えることで、認知症予防に期待できます。
かかと落としをやりながら、昨日食べたものを思い出すんだそうです。
体と頭を同時に使うことで、認知症予防の効果に期待されるそうです。
多くの診療をしてきた鎌田さん、いま改めて一人一人が自分の健康について、見直すチャンスではないかと考えています。
鎌田さんは「厳しい自粛生活は解除になりますが、まだウィズコロナという状況が続くわけで、その中で どういうふうに生きるかすごく問われるわけですけれども、自分の命や健康に対して自分で決められる国民になっていくことがすごく大事なこと」と話されています。
「鎌田式かかと落とし」で健康維持につとめたいですね。