2020年 9月3日(木曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『朝めし前の脳トレ』です。
テレビ番組で紹介された内容をまとめていきます。
篠原菊則教授の『朝めし前の脳トレ』
今日教えてくれたのは、
公立諏訪東京理科大学の篠原菊則教授です。
数々の脳トレを考案してきました。
今年のいつもと違った夏の過ごし方が脳にどんな影響を与えているのか聞きました。
「いつもの夏に比べて 出かける機会が減ったり、人とコミュニケーションをとるのが減ってしまっています。こういうときは 単調な生活が続いて脳が活性化しにくい状況になってしまっています。特に集中力がなくなりがちなので、脳を効果的に刺激して動かせる必要があります。」
そこで、朝めし前の脳トレです。
目を使います。
目と脳は深いつながりがあります。
意識して眼球のコントロールをすると集中力を高めることが出来ます。
まず、四角いものを用意します。
例えば、スマホや雑誌なんかでも大丈夫です。
- 初めに四角いものの中央を見ます。
- 眼球だけを四隅に動かします(2週)
- 反対方向に2周まわします。
- 最後にフーッと息を吐きます。
こういう事をするだけで集中力が高まります。
普段はやらない眼球だけを意識してたくさん動かすことが脳を活性化させます。
このとき、私たちは気づかないかもしれませんが、脳はこんな働きもしています。
眼球を動かすだけでも頭が微妙に揺れています。
なので、観ているものがブレないように脳をカメラのブレ防止機能のように、そのブレを補正しているんです。
つまり、眼球を動かすという動作一つで、脳は活発に動いているということです。
さらに、本や雑誌などの文字に線を引きながら、目で追うと視線がそこに集中しやすくなり、効果的なんだそうです。
続いては、食べ物です。
脳トレをした時の朝ごはんにも脳や体に役立つ、先生のおすすめメニューがあるんです。
「朝ごはんは バランスのいい朝食がまず大事です。一品加えるとすれば母乳がいいです。母乳といっても母乳そのものではなく、母乳から見つかった中鎖脂肪酸がおすすめです。MCTと呼ばれココナツオイルやMCTオイルでとれます。MCTオイルは普通の油に比べてすぐ消化されるのが特長です。体にたまりにくく運動のエネルギーになりやすい。朝ご飯で取ると1日のスタートにピッタリです。」
この油は味や香りもほとんど無く、いろいろなものに合わせられます。
例えば、パンにバター代わり塗ったり、ジャムやマヨネーズに混ぜたり。
さらに納豆や卵など和食に使うのもオススメだそうです。
また、水に溶けやすいパウダータイプというのもあり、コーヒーに入れるとまろやかな味になります。
篠原教授のおすすめする朝めし前の脳トレをまとめると、
- 四角く眼球を動かす
- 文字に線引き 目で追う
- MCTオイルをレシピに
以上になりますが、脳の活性化はとても大事です。
ぜひ試されてみてはいかがでしょうか。
MCTオイル
篠原菊則教授の脳トレ 関連書籍