XF10は硬派なデジタルカメラ
富士フイルムから新発売のコンパクトデジタルカメラ「XF10」のデザインですが、見た感じ質実剛健でとても硬派な好印象を受けました。
リコーのGRシリーズも連想しますね。
主な特徴は、既存のミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」と同じAPS-Cセンサーをコンパクトに収めた点。
さらに、定評あるフジノンレンズ(35mm判換算28mm相当の単焦点)が採用されて描写にはとても期待が持てます。
XF10 vs スマートフォン
このXF10の最大のライバルは、スマートフォンのカメラではないでしょうか?
最近は、気軽に撮影するというと、どうしてもスマートフォンのカメラ機能を使ってしまいがちです。
でも、綺麗な風景や、ここぞというシチュエーションは、デジタルカメラで撮りたいと思うのは私だけでしょうか?
スマートフォンのカメラも年々進化して、かなり画質や画素数も良くなってきていますし、撮影後もアプリを使い様々な加工が出来るようになりました。
しかし、カメラというお気に入りの機械で写真を撮る。といった意味ではスマートフォンのカメラでは味わえない気がするんです。
また、撮影した写真の色が綺麗じゃないと何となくパッとしない感じになってしまいますが、富士フイルムのカメラで撮影した写真はとても綺麗なのも特筆すべき点だと思います。
富士フイルムの発色
私も富士フイルムのミラーレス一眼X-T1を使っているのですが、とても発色が自然でキレイなんです。
これは、富士フイルムは様々なフイルムを作ってきているので、色に対するノウハウが生きている感じなんです。
他のデジタルカメラやスマホのカメラでも色を強調したり(彩度を高く)出来るのですが、不自然になってしまうこともあるかと思いますが、富士フイルムの発色は、人間がキレイだと思う色にきちんとしてくれるのが特徴です。
特に、赤、緑、青が純粋にキレイなんですよね。
XF10は、フイルムシミュレーションモードというのが付いていて、PROVIA、Velvia、ASTIA、クラシッククローム、PRO Neg.Hi、PRO Neg.Stdなどの富士フイルムの代名詞といわれるフイルムの色味にしてくれるモードが付いています。
昔からフイルムカメラを使われてきた方には、とても愛着のわく機能の一つかと思います。
28mm単焦点
また、この単焦点28mmをどう捉えるか?ですが、最近ズームレンズの写りも良くなってきていて手軽に構図を作れるズームレンズが便利ですが、単焦点を使うと、構図を作るために自分がいろいろな位置に動くことを強いられます。
でも、この動くことがとても重要で、様々な角度から被写体を捉える事により良い写真が撮れたりするんですよね。
基本的に単焦点は、やはり描写そのものやボケ味はズームレンズでは味わえない良さがありますし、カメラのボディーサイズ、重さも小さくすることが出来ます。
サイズ:W112.5mm×H64.4mm×D41.0mm
重さ:約278.9g (バッテリー、メモリーカードを含む)
まとめ
私は、X-T1を持っていますが、28mmの単焦点レンズを買うのであれば、価格的にはXF10も同じなので、迷うところです。
APS-Cセンサーでこの価格はとてもお買得な感じがします。レンズだけを買うより新たにXF10を買った方が、楽しさ倍増!?という感じもしますね。
「富士フイルム XF10」は、手軽に持ち出せて、写真に没頭したい人にとてもおすすめのデジタルカメラのようです。
下記の大手通販サイトでも結構お得に買えるようですね。