2020年 9月25日(金曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『リモートでも印象アップ』です。
テレビ番組で紹介された内容をまとめていきます。
今日教えてくれたのは、
亜細亜大学教授の重田みゆきさんです。
まちかど情報室|リモートでも印象アップ
その重田さんでもリモートでも
自分をしっかり伝えるのは難しいといいます。
重田さん「何が難しいかって、
温度、熱を伝えることができないので、
直接 目の前にいるようなリアクションも反応も 反応もない。
私なんて どれほどオンラインのために
自分が良くうつる方法を研究したかわからないんですけど、
何千枚自分がオンラインにうつっている写真を撮ったか分からないです。」
印象アップのために重田さんがまず大切だというのが、
「会話中の目線」です。
通常カメラの位置は顔よりだいぶ下になりますので、
猫背で伏し目になり、
相手に与える印象も悪くなってしまいます。
そこで、目線を合わせるために
1.パソコンを上げ、画面を立てる
2.姿勢をよくして カメラ目線で話す
こうすることで、
目の前に対面しているかのような感情を受け取ることができますので、
そのままの自分がオンラインでも表現することが出来ます。
しかし、せっかく目線を上げても会議などで
手元の資料を見ながら話すと
下を向いてしまいます。
この状態のままでカメラを見ると
やはり印象が悪くなってしまうんだそうです。
重田さんはこう分析します。
重田さん「画面に映るとすごくよく分かるんですけど、
下を見てて今度相手を見ようと思うと、
必ず相手を疑っている感じの目つきになり
嫌われてしまいます。」
そこで、パソコンの上の部分(カメラと同じくらいの高さ)に
話したいことの書いた付箋などを貼り、
それを見ながら会話をするといいそうです。
そして、リモートの難しさとしては
身振りなどのアクションが
伝わりにくいこともあります。
重田さん「手を上げるときとかも、
ちょっといいですかというときも
(手を上げるのが小さくて)
オンラインだとうつっていない可能性があります。」
おすすめの手の上げ方は、
1.手を耳の横まであげる
2.そのまま10cmほど前に出す
こうすることで、
注目してもらいやすくなります。
重田さん「画面に対してしっかりと
手を挙げていることが分かるので、
どうぞと声を掛けていただける。
言いたいこともきちんと発言できるし、
注目もされるので積極的だと思われやすいですよね。」
拍手をするときも、
顔の前で画面いっぱいにすると
より好感を持ってもらえます。
ほかにも着ている服の色で印象が
大きく変わるといいます。
重田さん「白い色の服を着れば、
美しくうつると思っている方が多いと思うんですけど、
自分の顔がすごく暗くうつってしまって表情もわからない。
洋服を着るんだったら、きれいな鮮やかな青をいちばんおすすめします。」
また、部屋の照明が暗い場合は、
内側に白い紙を貼ったダンボールなどで
パソコン(カメラ)の周りを囲うと
画面映りが明るくなります。
重田さん「これからの世の中、
いつまでオンラインの生活が続くか分かりませんから、
画面越しでも自分の印象をしっかりと表現できるようになるように
ぜひ頑張っていただきたいです。」
1.目線はカメラと同じ高さで
2.挙手や拍手は顔の近くで
3.暗い場合は白い紙で囲う
カメラを使ったリモート会議を行うと、
自分の顔が小さくなりがちですので、
カメラの近くで印象をアップさせるというのも大事です。