2020年 10月19日(月曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『免疫力UP!腸が 喜ぶ 食事術』
番組で紹介された内容・詳細についてまとめていきます。
まちかど情報室|免疫力UP!腸が 喜ぶ 食事術(小林弘幸教授)
今回は食生活を見直すことで、細菌やウイルスなどから体を守る免疫機能を高める技を達人に教えて頂きました。
教えてくれるのは、自律神経や腸に詳しい
順天堂大学医学部の小林弘幸さん。
免疫力を向上させるために方法について、本や雑誌などでも発信しています。
小林教授「実は免疫力をつかさどる免疫細胞の7割が腸に存在すると言われています。免疫力を高めるひとつの方法として、腸内環境を整える食事をするということをすすめていますね」
そこで、腸が「喜ぶ」達人おすすめ食事術が、
小林教授「発酵食品 いわゆる善玉菌と言われる乳酸菌だとか そういう菌をとること。プラス いくら菌がいてもエサがなければ育たない。このエサが食物繊維なんですね」
発酵食品と食物繊維をとるために適しているのが、味噌汁です。
例えば、レタスやオクラもずくなど食物繊維が豊富な食材を加えることで、効果的なんだそうです。
●レタス+卵 が入った味噌汁
●オクラ+もずく が入った味噌汁
ただ、忙しくてなかなか作れないという人におすすめなのが、
小林教授「みそ玉ですね」
小林教授が考案した味噌汁の素になるみそ玉です。
●赤みそ(80g)
●白味噌(80g)
●おろしたまねぎ(150g)
●リンゴ酢(大さじ1)
作り方は、これらの材料をよく混ぜます。
そして製氷皿に入れて凍らせます。
(氷ひとつの量)で味噌汁1杯分になります。
※10個作れる製氷皿であれば、2週間ほどになります。
このみそ玉にお湯を注ぐだけで、腸によい味噌汁が出来上がりです。
忙しい時に簡単にできるので、おすすめです。
小林教授「トータルで腸にいい食べ物ということで、朝食を食べる時間がないという方は、味噌汁を飲むだけでもいい」
さらに、腸内環境を整えるためには食事の量も大切なんです。
小林教授「絶対に腹は7分目ですね。満腹にしちゃうと(腸などの)消化管はストレスがかかるので それも良くないです」
⇒おなかいっぱい
⇒おなかすいた
これらがお腹のストレスに・・・
そこで、
小林教授「食事の間の間食は我慢せずに食べてもいいと。間食は量はあまり多くないので、(空腹の)ストレスがなくなるくらいでいいと思うんですね」
腸によい間食といえばヨーグルトがあげられますが、持ち歩いたりするのが難しいんですね。
そこでおすすめなのが、
手軽に食べられるドライフルーツです。
食物繊維が豊富で栄養素が凝縮しているので、腸にもいいそうです。
ただ、生活習慣病など持病がある人は、食べる量や種類など医師に相談してください。
小林教授「腸内環境をやさしくしてあげれば、免疫力は必ずあがってきますので、ぜひ習慣づけて継続してやっていただきたいですね」