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まちかど情報室|洗濯 気持ちよく着るために(茂木康之さん)

2020112日(月曜日)

NHK おはよう日本 まちかど情報室

今日のテーマは『洗濯 気持ちよく着るために』

番組で紹介された内容や詳細をまとめていきます。

まちかど情報室|洗濯 気持ちよく着るために

今回教えてくれるのはクリーニング店を経営する茂木康之さん。

本やイベントを通じて、洗濯のノウハウを伝えています。

汚れの落とし方とともに良く寄せられる相談が、

「臭いが取れない」

臭いの問題がすごく多かったりするのが現実のようです。

しっかり干したのにちょっと臭うということもあります。

その原因となっているのが、モラクセラ菌で、洗濯槽でも繁殖します。

この菌は汗や皮脂、洗剤のカスを好むので、洗濯槽で繁殖しやすいんです。

この菌が洗ったときに服に移って臭いのもとになっています。

そこで大切なのが、洗濯槽の掃除です。

※洗濯槽の掃除用洗剤は使用方法を確認して使ってください。

専用の洗剤を使用して、

春夏は1カ月に1回、秋冬は3カ月に1回洗濯槽を洗うと、臭いはだいぶ抑えられるそうです。

洗濯槽をキレイに保つことが大事ですので、洗濯槽をカゴがわりに洗濯物を貯めておかないことも大切です。

さらに湿気を好むモラクセラ菌は、汗を吸った服にも繁殖しやすくなります。

そのため、汗や皮脂が付きやすいタオル・下着・靴下とそれ以外を分けて、

通気性の良いカゴに入れておくのがおすすめです。

服を傷めずに洗濯する方法

そして、気持ちよく着るために大切なのが、服を傷めないこと。

色が落ちたり、縮んだり、ほつれたりするとがっかりしてしまいます。

いかに洋服を守り汚れをしっかり取る。

そういったところがいちばん重要なポイントです。

そこで大事なのが、洗濯を始めるときの順番です。

通常洗うときは、洗濯槽の中に洗濯物、水、洗剤という順に入れますが、達人は違います。

まず洗濯機の水位を選んで水を入れてからスタートさせます。

洗濯の量が多いときは一番上の水位まで。

水がたまってきたら洗剤を入れます。

ここでポイントなのが水と洗剤をよく混ぜます。

そのあと洗濯機を一時停止して洗濯物を入れていきます。

じつは、服を入れてから水を入れてしまうと、繊維が水をすぐに吸収してしまい、

それが色落ちや縮みの原因になります。

こうして、水と洗剤が良く混ざったところに服を入れると、

洗濯物の色落ちや傷みを防いでくれます。

シワになりにくい洗濯の方法

そしていざ着るときに気になるのがシワです。

そこで達人の技が、

ワイシャツなどの脱水は1分くらいにします。

(脱水時間が短いほどシワになりにくくなります)

干すときは、肩や袖口の縫い目を引っ張って伸ばします。

多めに残っている水分の重みで、

下に引っ張られて自然とシワができにくくなります。

ひと手間かけることによって、

茂木さん:気持ちよく洋服が長持ちして着られるということは多くあると思います。

もっと洗濯が好きになってくれる人が増えるんじゃないかと思っています。