2020年 11月9日(月曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『目の疲れ 簡単セルフケア』
番組で紹介された内容や詳細をまとめていきます。
今日は目の疲れを簡単にケアする方法を達人が教えてくれました。
教えてくれたのは、眼精疲労の治療が専門の眼科医 森岡清史さんです。
まちかど情報室|目の疲れ 簡単セルフケア(森岡清史さん)
スマホやパソコンの長時間使用で疲れるデジタル眼精疲労。
その相談が増えていて、簡単にできるケアについて本や雑誌でも伝えています。
森岡さん「スマホやパソコンの画面をずっと見続けると、目のピントを合わせる大事な筋肉が緊張状態になります。目の疲れがどんどんたまってしまって、それで慢性的な疲労になってしまう」
そこで達人の技が、目の筋肉をほぐすです。
スマホなどの画面を近くで見続けると、ピントを調節する毛様体筋という筋肉が凝り固まるそうです。
それが目の奥の痛みや肩こりなどにつながるとのことです。
そこで、毛様体筋をほぐすことが重要なんですが、
すぐにできるケアその1は、
森岡さん「パソコンの画面、スマホの画面を使ったストレッチを試してみてください。」
パソコンなどで長時間作業する場合、2時間に1回ほどやるといいのが、目のストレッチです。
まずはパソコン画面の前で、目線を隅から斜めの隅に往復させます。
次に横に隅から隅まで往復させます。
その後目をギュッとつぶります。
次にスマホの画面の隅を追いながら1周ぐるりとさせます。
その後にウインクをします。
これをセットで行うと、目が様々な動きをして毛様体筋の疲れが取れやすくなるそうです。
そして、ケアその2です。
仕事の合間や外出の際に、遠くを見ることです。
森岡さん「近くを見るときは毛様体筋が緊張するんですけど、遠くを見るときはリラックスすることが分かっています」
達人のおすすめは空を眺めることなんだそうです。
太陽光は刺激が強いので、曇り空が良いそうです。
10秒ほど同じ雲を見るだけでも効果があるそうです。
さらに眼精疲労のケアには目の周りの筋肉をほぐすことが大切です。
そこでケアその3が歯ブラシマッサージ。
森岡さん「目の周りのツボを押していただくんですけど、軽く押しても十分に効果はあります」
押すツボは眉がしらのまず横、こめかみ、目の下です。
歯ブラシの絵で眉がしらの横を軽く3回押します。
そしてこめかみ、目の下を順番に3回押します。
最後に歯ブラシの柄を眉毛に平行につけて横に軽くこすります。
目の下も軽くこすったらおしまいです。
鏡で触る位置を確かめながらマッサージしていくのが効果的だそうです。
森岡さん「自分で目の健康を守る、毎日セルフケアを継続することによって、デジタル眼精疲労にならないように心がけてください」
1 パソコン画面などで目のストレッチ
2 空を眺め 雲を10秒ほど見つめる
3 寝る前に“歯ブラシマッサージ”