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NHK まちかど情報室|目の乾き 簡単セルフケア

20201116日(月曜日)

NHK おはよう日本 まちかど情報室

今日のテーマは『目の乾き 簡単セルフケア』

番組で紹介された内容をまとめていきます。

NHK まちかど情報室|目の乾き 簡単セルフケア

今回教えてくれるのは、眼科医の森岡清史さんです。

今目が渇くドライアイの患者の中で、スマホやパソコンの長時間使用が原因が見られるというケースが増えているといいます。

まばたきの回数が減ることによって、目の表面を覆う涙の分泌が減って、サインとして充血を起こす。それから異物感が強くなるという症状がでます。

このドライアイが悪化すると、目の表面が傷ついて視力が低下したりする恐れがあるそうです。

そこで、達人のワザが、涙の分泌をうながす

目の潤いを保つのが涙で、その涙を出すのに重要なのが、まばたきです。

ところが、パソコンなどの画面に集中していると、その回数が減ってしまうことが多いんです。

1分間でまばたきの回数は10回から20回が普通ですが、ドライアイの方は、まばたきが5回以下の方が多いです。

そこでまず、自分の状態を知るところから始めましょう。

パソコンを見ているときに、自分の顔をスマホで1分間撮影し、まばたきの回数を数えます。

特に5回以下の人は要注意で、意識してまばたきをして目の表面を潤すことが大切だそうです。

涙の分泌を良くする効果的な方法

そして、涙の分泌に大切なのが、目の周りの血流を良くすること。

目を温めるといいんですが、ただ温めるだけではありません。

森岡先生がすすめるのは、一度目を冷やして血流を収縮させ、それから温めることによって血管を拡張させて、さらに血流を良くする方法です。

いったん血管が冷えて収縮した反動で、温めたときにより血管が広がるんだそうです。

効果的な方法がまずタオルを水で濡らしてしぼり、冷蔵庫で冷やします。それをまぶたの上に約1分ほどのせます。

次にタオルを40度ほどのお湯で温めてから、まぶたの上に3~5分のせます。

血流が良くなることで、涙が出やすくなるそうです。

目の乾きを防ぐ食事

さらに目の乾きを防ぐためには、食事も大切なんだそうです。

達人のおすすめが、ニンジンとキウイフルーツ。

まず、ニンジンに豊富に含まれているのが、ビタミンA。

ビタミンAは目の表面の細胞を保護する働きがあるといわれています。

乾燥しにくくなって、ドライアイにも効果的であると考えているそうです。

達人のイチオシが、ニンジンとツナと卵を炒めた、沖縄の郷土料理「にんじんシリシリ」。

ツナと卵に含まれる、ビタミンB群が目の疲れを取る効果があるそうです。

そしてデザートにはビタミンCたっぷりのキウイ。

ビタミンCは、涙の蒸発を防ぐ成分の分泌を促すため、目が乾きにくくなります。

森岡先生「いずれの栄養素もドライアイを改善する可能性がありますので、ぜひ意識してとるように心がけてください。」