2021年 1月5日(火曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『育てて食べる再生栽培』
番組で紹介された内容をまとめていきます。
まちかど情報室|育てて食べる再生栽培(大橋明子さん)
今回教えてくれた達人は、
再生栽培とその収穫を生かした料理を研究している 大橋 明子さんです。
例えばレタスの芯の部分を、水の入れたコップに浸しておけば、葉が育つんです。(約10日程)
同じ方法で、白菜やセロリなども育てることが出来ます。
育てたレタスはチャーハンがおすすめです。
たまごとしらすをごはんに混ぜて、火か通ったらレタスをもぎ取り入れます。
最後に醤油をかけたら「しらすのレタスチャーハン」の完成です。
レタスの食感が良く、食が進みます。
大橋さん:
シャキッ!っていう野菜感が加わるだけで、特別な物は何も入っていないけどすごくおいしいです。
そして達人が再生栽培におすすめだというのは、小松菜です。
暑さ寒さに強く、小さい葉を残した根を鉢に植えると、葉が大きく育つんです。
その葉をまるごと味わう技が、蒸し料理にすることで、シューマイ風がおすすめです。
小松菜の葉:10枚程度
豚ひき肉:200g
ねぎ:50g
しょうが:15g
しょうゆ:大さじ1
みりん:大さじ1
ごま油:おおさじ1/2
塩:少々
まずは小松菜の茎の部分を細かく刻みます。
刻んだ物を豚のひき肉とネギ、しょうが等と混ぜていきます。
それを小松菜の葉でくるみます。
小松菜をシューマイの皮として使います。
10分ほど蒸せば出来上がりです。
蒸すことで小松菜の甘みが増す上に、新鮮なこの歯ごたえも程よく残ります。
大橋さん:
小松菜の存在感をいかせるようなレシピにしたいなと思って、スチームしたとき濃い緑の小松菜の色もはっきり見えるしいいんじゃないかなと思います。
ふだん食べない部分も楽しもう!
さらに再生栽培の達人のおすすめが、ふだんあまり食べない部分を味わうことです。
たとえばセロリの葉っぱ。
茎を水に入れておくと、葉が大きく育ちます。
大橋さん:
ふだん私たちがメインで食べているところ(茎)より以外と葉っぱの部分の方が、ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれています。
セロリの葉のべったら漬けあえ
セロリは葉を収穫してみじん切りにします。
そして独特の苦みを美味しく味わうために合わせるのが甘みのあるべったら漬け。大根を米麹と砂糖などで漬けたものです。
市販のべったら漬けをみじん切りにし、そこにセロリの葉と白ごまを和えるだけです。
にがみと甘みがマッチしますので、新鮮なセロリを楽しめるそうです。
大橋さん:
食生活の中でいろんな料理のバリエーションが楽しめる。そのあたりも(再生栽培の)魅力なんじゃないかなと思います。
大橋明子さんの書籍