2021年 4月5日 放送の
NHK おはよう日本
まちかど情報室
テレビで紹介された内容を詳しくまとめています。
今日のテーマ『ナイフやフォークでも食べやすく』
今日教えてくださるのはフードコンサルタントの小倉朋子さんです。
まちかど情報室|ナイフやフォークでも食べやすく
ナイフとフォークそれぞれ食べやすくなるちょっとしたコツがあるんだそうです。
小倉さん:フォークを刺す場所やナイフで切る切り口の向き、そういうものを工夫するだけでグンと食べやすくなります。
例えば脂身が少ないお肉は切りにくいですが、
最初からナイフで水平に切ろうとすると滑りやすくなります。
そんな時は、刃先を切り込みを入れるように斜めに入れていきます。
それからナイフを水平にしてゆっくりと切ってください。
角度を変えるだけでグンと切りやすくなります。
※ ナイフを握るときは、刃先から少し離した所を軽めに握り、
力を抜いて切ると上手く力が伝わります。
続いてはフォークの使い方です。
フォークを刺す場所がポイントです。
例えばパスタ。
上から巻き付けながら取ってしまうと、
周りのパスタ全部を巻き付けてしまいます。
そこで、パスタの端の部分から数本フォークに絡ませて、
外側に引っ張り、それから巻けば調度一口分くらいになります。
その時大事なのが、フォークを垂直に立てて巻きます。
斜めに巻いてしまうと、緩い巻き方になりやすいんですね。
しっかり巻くと、ほぐれにくいので、
すすらなくて良いですし、その分(ソースが)飛び散らなくてすみます。
さらに目玉焼きを食べるとき、
最初に黄身を割ってしまうと、
黄身が広がってしまい食べにくくなってしまいます。
そこで達人のワザ。
一口サイズに切った白身に黄身をつけるのがおすすめです。
黄身の上にナイフで小さく切れ込みを入れます。
その後、白身を端から切り、そこに黄身を付けて食べると
皿に残らずにきれいに食べることができます。
またミニトマト、
フォークで刺そうとするとなかなか刺せず、転がってしまうことも・・・
そこで、ナイフを壁のように立てて抑えて、
斜めからゆっくりとフォークを刺せば、飛び出しにくくなります。
ナイフも切るだけでなく、サポート役にして上手に使うのがオススメです。
ふだん使い慣れている道具でも、ちょっと巻き方を変えてみるとか、
皆さんで見つけてみてはいかがでしょうか。