2018年9月10日放送のスッキリで、大坂なおみ選手の全米オープンテニスのプレーを杉山愛さんがスッキリと解説してくれました。
大坂なおみ選手のプレーを杉山愛さんが解説
第一セットの内容を見て、
「いやもう、完璧な内容でしたね。決勝の舞台ですし、初めてのこれだけの大きな舞台、憧れの選手との対戦ということなので、難しいんですよね。緊張ももちろんしてる、プレッシャーもある、でもそんな中でも1ポイント目からやることが明確でした。なので、ホント落ち着いて良いプレーをしてましたし、ある意味テニスで、攻めでも守りでも全てで上回ってたんですね。」
すごいプレッシャーの中で突き進んで行けたのも、今までの蓄積と解説してくれました。
何が?決勝で大ブーイング
また、今回セリーナ選手が主審に抗議しペナルティーが複数課せられ、敗退したのですが、表彰式(セレモニー)で主審に対し会場内がブーイングの嵐に。セリーナ選手が「ブーイングはやめよう」と大坂なおみを讃える形になりました。
これについて杉山愛さんの解説は、
「あれは見たことがないセレモニーになってしまったんですが、あれは主審に対して残念な形で試合が終わってしまったという事に対しての会場からのブーイングなので、大坂選手は何一つ悪いことはしてません。素晴らしいプレーをしただけですから。たくさんもちろん地元の応援はセリーナ選手の方に多かったんですよね。でも、大坂選手は素晴らしいプレーを見て、セリーナ選手もイライラしてコーチング、バイオレーション、ポイントペナルティー、ゲームペナルティーとどんどん重ねていって、ゲームペナルティーが課せられる事が今まで私も見たことが無いぐらい」
コーチについて解説
「コーチは試合が始まると選手にはアドバイスは出来ません。ジェスチャーなどもいけないということですが、セリーナ選手のコーチがその動作をしたんですね。その動作をコーチングとしてみなされて、でその後もそのコーチもコーチングしたと認めているので、主審が警告を出しました。」
このコーチング違反というのは試合で良くある事なんだそうで、警告されるとのこと。警告の次はポイントペナルティーになるそうです。
「セリーナ選手がなかなか自分の思うようになかなか展開できないという1セット目があって、2セット目の頭もそういった状況が続いてましたので、気持ちとのバランスが悪かった。そして、こういった警告、いらいらがペナルティーになっていったということが言えると思うんですよね。」
「テニスのツアーの中でセリーナ選手のパワーと対等に戦える、パワーで負けない選手っていないですよね。ですけど、昨日の試合は大坂選手はパワーでも負けない、ディフェンスも上回っている状態でしたので、あまり経験のしたことの無い時間帯だったと思います。」
「ほんとに素晴らしいポテンシャルを大坂選手は持ってるので、いつかグランドスラムをとってくれるだろうという、私たちもそういう期待もありましたし、いつかとると思っていました。ただこんなに早くにこの日が訪れると、正直ビックリしましたね。」
と詳しく分かりやすく解説してくださいました。