トレンドマイクロ社は、「ユーザのデータを不正に取得し、中国のサーバへ送信している」といった報道に対し、それは誤りとの回答を公式ホームページに出しました。
macOS、iOS向け当社アプリに関する重要なお知らせhttps://www.trendmicro.com/ja_jp/about/announce/announces-20180912.html
下記の製品は、アプリをインストールする直前の24時間以内のブラウザ履歴を一度取得するが、データ取得の目的は、ユーザーがアドウェアやその他の脅威に遭遇したかの分析をするためで、セキュリティの目的と製品・サービスの品質改善の為だそうです。
macOS向け製品
Dr Cleaner(日本国内提供:ライトクリーナー LE)
Dr Cleaner Pro(日本国内提供:ライトクリーナー)
Dr. Antivirus
Dr. Unarchiver
Dr. Battery
Duplicate Finder collected
上記以外のトレンドマイクロ社の製品(個人用・法人用)の製品ウイルスバスターなどにはブラウザの履歴を取得する機能は含まれていないとのことです。
取得データ(ブラウザ履歴のデータ)は、トレンドマイクロ社が運営するアメリカにあるAWSサーバ(Amazon Web Services)へアップロードされていたそうです。
トレンドマイクロ社は、顧客の懸念をふまえ、上記製品からブラウザ履歴に関するデータを取得する機能を削除し、AWSサーバーのブラウザ履歴に関するデータも削除したとのことです。
ということで、外部へ送信していたことがAppleに誤解されたといった感じでしょうか・・・。
このDr.Cleanerは4年前位に無料で配られ、それらがブラウザの履歴を取得していたとなると怖い感じもします。只ほど高い物は無い…。
ソフトウェアのインストール時には利用規約が細かく書かれていますが、嫌でも良く読む必要がありますね。
今後もこういったグレーなトラブルが多発しそうですね。