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【スッキリ】インフルエンザ特集 – 知っておきたい新常識とは?

2018年9月25日のスッキリで

インフルエンザについて特集されていました。

簡単にまとめていきたいと思います。

インフルエンザ 学級閉鎖が相次ぐ

今年は早くもインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいます。

全国の患者数は約500人にのぼり、15都府県で29施設で学級閉鎖などの対応措置がとられています。(今年9月3日~16日)

学級閉鎖が20施設を突破するのは、例年より1~2か月早いそうです。

例年ですと10月頃からインフルエンザの予防接種がスタートします。

そこで、今回は本格的な流行の前に、必見のインフルエンザ特集です。

「インフルエンザの新常識」2018年版

まずは「予防接種」。去年はインフルエンザが大流行しましたが、ワクチンが不足して医療現場が大混乱しました。果たして今年はワクチンは大丈夫なのでしょうか?

さらに街の人たちが気にしていたのは、

「ニュースなどで流行りだしたら予防接種を打つ感じなんですけど、子供に関しては幼いので、打つべきかどうか分からない。」といった感じです。

予防接種はいつすれば良いのでしょうか?

実は予防接種は、おすすめのタイミングがあるんです。

その次期をお教えします。

さらに今年はインフルエンザの新薬が登場したのをご存じでしょうか?

街の人に聴いてみると、あまり知られていないようで、

「タミフルみんな使われているので、タミフルでいいのかな?」

新薬というとやっぱり不安ですよね」

「お医者さんが薦めるんだったら使います」といった感じで疑問の声が聞こえてきましたが、

新薬は果たして効くのでしょうか?リスクはあるのでしょうか?

そして、意外と知らない危険な場所、

インフルエンザが24時間生き続ける場所が私たちの身近にあったんです。

いったいそこは?

インフルエンザの新常識をたっぷり、お伝えします。

必見!インフルエンザの“新常識”

今日インフルエンザについて教えて頂いたのは、池袋大谷クリニック院長 医学博士 大谷義夫先生。

呼吸器内科のスペシャリストとして多くのメディアに出演されています。

通常、インフルエンザは、低温・低湿度の冬に流行るんですが、なぜこの夏から秋に流行したのかというと、通常は、湿度が高い方が喉の繊毛(せんもう)という免疫が活発に動くので、湿度の低い冬の方がインフルエンザが大流行するとのことですが、最新の研究論文が今年7月に出て、湿度が高くてもインフルエンザの活性が落ちないというデータが出たそうです。

ワクチン接種のタイミングは?

10月1日からインフルエンザの予防接種が始まるんですが、大谷先生によりますと、流行のピークを考えながら、ワクチン接種のタイミングがとても重要とのことです。

ワクチンはご存じのように打ってすぐに効くわけではなく、有効になるまでに2週間くらいかかります。

また、有効に効果が出る期間は、5か月間なんです。そうしますと、10月から接種は可能ですが、本当に流行する1月~3月には切れてしまうということになります。

ということで、一般的には10月末から12月上旬くらいまでに接種するのが良いとのことです。

期待の新薬が今年ついに登場!

販売名 発売 用法 用法 2016年~17年
処方割合
ゾフルーザ
(新薬)
今年 飲み薬 1回
タミフル 2001年 飲み薬 1日2回×5日 31%
リレンザ 2000年 口から吸入 1日2回×5日 19%
イナビル 2010年 口から吸入 1回 47%
ラピアクタ 2010年 点滴 1回 2.7%

「新薬ゾフルーザ」今までの薬と違いは?

従来の薬は、細胞の中のインフルエンザウイルスを細胞の外に拡散するのを抑えていたのですが、それに対して新薬「ゾフルーザ」は、細胞内レベル、遺伝子レベルで増殖を抑えることができ、より早く有効に効くんです。

その為、ウイルスを外に出す期間が短くなるというデータも出てきました。

ウイルスは細胞の中で増殖するわけですが、その増殖を抑えますので、インフルエンザが早く治るということなんです。(熱や咳が出る期間は従来の薬とそんなに変わりませんが、ウイルスを出して他の人に移る可能性がゾフルーザの方が短いとのこと)

インフルエンザは発症してから5日間移る可能性あるのですが、ゾフルーザは今後の研究により短くなる可能性があるとのことです。

新薬ゾフルーザ 副作用は?

現状では、ゾフルーザはタミフルなどと比べて重篤な副作用はないといった事になっているそうですが、ただ知見レベルでは大丈夫ですが、まだ3月から始まった新薬ゆえ処方数も少なく、データも限られているので注意が必要とのことです。
(今後複数例、多数例での検討、副作用はどうかという問題もあるかもしれません。)

意外と知らない感染ポイント

身近な○○に要注意!

 ・ドアノブ
 ・手すり
 ・硬貨

よく言われている感染源ですが、改めて注意が必要とされている感染ポイント。
共通点として金属です。

ご存じのようにインフルエンザは飛沫感染(しぶきなど)、接触感染、一部実は空気感染というデータも出てきたそうです。

ある実験結果によりますと、インフルエンザウイルス活性に変化は、

 衣類 ⇒ 約15分で低下
 金属 ⇒ 約24時間継続

といった具合で、特に金属は要注意なんです。

衣類は15分で低下するとはいっても、インフルエンザの流行時期はタオルの使い回しでも移る危険性が高いので、ペーパータオルを使うなど、充分注意が必要です。

ということで、インフルエンザについての解説を見てきましたが、これからも正しい知識を持って行動することが一番重要のようです。