ＩＣＰＯとインターポールの違いとは？

テレビのニュースなどでICPOやインターポールという言葉を良く耳にします。

ルパン三世でもインターポール、

ICPOの銭形警部が有名ですよね。

で、良く疑問に持たれるのが

「ICPOとインターポールってどう違うの？」

ってなると思います。

実は私もでした・・・。

ということで、

詳しく解説していきたいと思います。

ICPOとインターポールの違いとは？

ICPOは、国際刑事警察機構の英語の頭文字をとったものです。

International Criminal Police Organization

それでは、インターポールの方ですが、

海外では国際刑事警察機構のことを

インターポールと呼びます。

もう気づいた方もいらっしゃるのでは無いでしょうか？

実は、ICPO＝インターポールなんですね。

日本ではICPOと略して言うことが多いとのことです。

ちょっと紛らわしいですよね。

同じと言うことが分かったところで、

ICPO（インターポール）の概要について少し書いておきます。

「国際犯罪の防止を目的として世界各国の警察機関により組織された国際組織である。」

といった感じです。

さらに、

犯罪の捜査や犯人逮捕に携わる各国の警察間の連携を図り、各国間の情報の伝達ルートの役割を果たすそうです。

主な活動として、

・国際犯罪及び国際犯罪者に関する情報のデータベース化・フィードバックなど
・身元不明死体の身元確認などに努める「国際手配制度」
・国外逃亡被疑者、行方不明者、盗難美術品などの発見

といった感じになります。

略称：ICPO、OIPC
前身：国際刑事警察委員会
種類：国際機関
目的：刑事警察の国際的共助機関
本部：フランス
設立年：1923年9月7日
貢献地域：全世界
メンバー：192か国・地域
関連組織：警察庁(日本の国家中央事務局)

映画やテレビ、漫画などのフィクションの世界では、全世界を対象に捜査する「国際警察」のように大きな描かれ方がされています。

しかし、実体はそのような大規模な組織ではなく、各国法執行機関の連絡機関・協議体といった感じなんだそうです。

参考：Wikipedia