2018年11月17日のズムサタでは、
日本のタマゴが、海外で大注目されていることについて紹介されました。
ということで、その内容をまとめていきたいと思います。
ズムサタで外国人に調査すると、ある衝撃の事実が・・・。
生卵に関する衝撃の事実
じつは、海外ではタマゴは生で食べないとのことです。
海外では生でタマゴを食べるのは危険なんだそうです。
そんな中、生でも食べられる安全なJAPAN タマゴが外国人に注目されているというんです。
朝食の卵かけご飯を目当てに外国人が来日するということも。
近年、日本の卵の輸出量は増加していて、2012年から2017年の5年間で、6倍以上になっているんです。
さらに、これまでアジアに輸出されていた日本の卵だったんですが、10月16日からアメリカへの輸出も解禁されました。
日本経済新聞では「日本の鶏卵は世界的に見ても衛星基準が厳しく、生や半熟で食することができる」と報じています。生で卵を食べるのは日本人だけみたいなんです。
そこで、外国人に聞きました。
「生卵 食べますか?」
イタリア人「食べません。調理して加熱して食べます」
アメリカ在住のエジプト人「生卵?無いよ」
ロシア人「日本で生卵を食べるのは安全だけど、ロシアではそうはいかない」
オーストリア人「食べたことない」
ドイツ人「ドイツでは食べません。生では食べません」
ということで、サルモネラ菌による食中毒を心配されている方が多くいました。
映画「ロッキー」でシルベスタスタローンが生卵を飲むシーンがありましたが、外国の人は「うわぁ 気持ちわるぅ」と言ったのが伝説化しているそうです。
しかし、日本に来て生卵の美味しさに目覚めた外国人も多いようです。
アメリカ人「白ご飯にのせて しょうゆをかけて 生で食べたよ」
味について聞いてみると
アメリカ人「驚きの味だよ。気に入ったよ!とてもすばらしい」
といった感じでした。
日本のタマゴと世界のタマゴの品質はそんなに違うのでしょうか?
世界のタマゴを熟知する
鶏卵輸出部会 事務局の渡辺 誠さんに聞いてみると、
渡辺さん「アメリカで販売されているタマゴは全部パッケージに“タマゴを食べるときは固ゆで卵にして食べてください”と書いてあるんですね。ですのでアメリカでは半熟で食べるのも国は推奨していないんです」
日本のタマゴについて
渡辺さん「どれをとっても生で食べられるというのは、本当に驚異的だと思います。賞味期限というのは生で食べられるという期限ですね。それくらいに日本の生に対するこだわりは徹底していると思います」
日本のタマゴの賞味期限というのは、
パックされた日から2週間程度になっているものが多いようですが、海外での賞味期限は、加熱することが条件になっていますから、産卵後60日くらい、場合によっては90日くらいが基準なんだそうです。
日本の安全な卵をつくるヒミツとは?
ズムサタは1日100万個以上の卵を出荷する工場に向かいました。
清潔な空間で120万羽のニワトリを飼育しているそうです。
ヒミツ1 人が汚れたタマゴをはじく
ヒミツ2 タマゴの表面を殺菌(弱酸性次亜水による洗浄・消毒)
ヒミツ3 ブラシで細かい汚れを落とす
ヒミツ4 高性能カメラで汚れをチェック
ヒミツ5 殻を叩いてヒビを検知(1個のタマゴにつき16回叩く)
ヒミツ6 透過光を当てて異常卵があるか殻の中を確認(卵のレントゲンのようなもの)
ヒミツ7 パッキングした後、目視で最終チェック
そんなJAPANタマゴの輸出の9割は香港に行っているんです。
香港にある日本のスーパー(SOGO)や高級スーパーで売られているんだそうです。
日本と中国のタマゴを比べてみると、
日本のタマゴは色が濃くてオレンジ色、中国のは黄色という感じ。
そんな中、
東京・新宿にある「かどやホテル」のレストランにあるメニューには、
卵かけご飯があります。
京都丹波産特濃たまごと書いてあり、Japanese Style Breakfast となっています。
外国人も多く訪れるそうです。
6品目の健康和食セット
1404円(宿泊者は1188円)午前7時~午前10時
中にいた中国からの観光客に卵かけご飯を食べた感想を聞いてみると、
中国人「すごくおいしい。とても新鮮な味がします。中国のタマゴは生卵の臭いがするが、日本のタマゴは生卵の臭いがしない」とのことです。
といった感じでした。
外国人が注目するこだわりのJAPANタマゴはどんどん進化しています。
JAPANタマゴ どんどん進化
例えば、
高知の農場でつくられた、ゆずの香りがするタマゴ
ヤマサキ農場「ゆずたま」(参考価格:498円)
日本一のゆずの生産地 高知
ゆずの皮を鶏に食べさせてゆずの香りを生み出したそうなんです。
パッケージをあけたとたん、もうゆずの香りがします。
ゆずたまで卵かけご飯をする場合は、塩をかけるといいんだそうです。
番組で食べてみると、「おいしい、ゆずだ!濃厚な甘み、旨みがありますね」といった感じでした。
さらに東京・文京区にある
喜三郎農場(きざぶろうのうじょう)というお店では、
こだわりのたまご5種類から卵かけご飯が食べ放題できるんです。
http://www.kisaburou-sengoku.com/
お店の方によりますと、日本のこだわりのタマゴが食べられるお店として、香港の雑誌に紹介されて人気になったそうで、先日も香港のテレビ局が取材来たばかりなんだそうです。
お店の一番人気は、群馬県産「ゆうやけ卵」なんだそうです。
卵を割ってみると、黄身が夕焼けのように濃いオレンジ色なんですね。
望月理恵さんが食べていたのが
「TKG おおまくれ御膳 1200円」(卵、ご飯 食べ放題)
望月さんの食レポ「おいしい!卵の優しい味がしますね。幸せの黄色い卵かけご飯、誰かくるんですか?」といった感じでしたw
以上、海外も注目のJAPANタマゴについてでした。