吉井怜(よしいれい)さんの白血病の闘病生活とは?ー体験談ー


(写真引用:Yahooニュース)

池江璃花子選手(18)が白血病公表。

2019年2月13日のスッキリでは急性白血病を経験した女優の吉井怜さんに話を伺いました。

吉井怜さんは現在36歳、池江選手と同じ18歳の時に急性白血病と診断されました。


(写真引用:ニフティニュース)

初めの症状は?

吉井さん「風邪っぽい症状。熱があるなというだるさと風邪薬を飲みながら2日3日ぐらい撮影をしていたんですけど、ホテルのシャワーを浴びていたら急に震えが止まらなくて、これはちょっと異常だなと思って熱を測ったら39℃を超えていて、鏡を見たら顔が腫れ上がっていて、おたふくとか何かかなと病院に行ったんです。」

最初は風邪に似た症状だったという吉井さん

その後、芸能活動を休止し、およそ1年間入退院を繰り返し、抗がん剤治療や放射線治療を受けたといいます。

治療方法は?

吉井さん「抗がん剤治療の目安は1ヶ月に1回。抗がん剤点滴をうって、1週間くらいは薬が効いて体調が悪いときがあって、2~3週間かけて体の血液検査をして、数値が上がってきたら、次の治療には入れるというのを4回やりますと言われたんです。」

最初の入院からおよそ1年がたった2001年7月 骨髄移植を受けることを決断しました。

吉井さん「友達と焼き鳥を食べに行ったんですね。それを食べた時に とても何か幸せになったんですよ。おいしくて。こんなおいしいものも食べられなくなると思って、早く復帰することよりもちゃんと治して、待っていてくれているんだしという思いを込めて、いろんな事も全部母の骨髄が一致したこともタイミングが本当に今なんじゃないかと思って決めました。」

母親からの提供を受け骨髄を移植した吉井さん。入院中つらかったことは――

入院中つらかったこと

吉井さん「環境としては無菌室だったので、とても良い環境 病気の治療をするのには。でもやっぱり家族と肌で触れられない時とか、あとちょっと次の治療に入る前に体は元気なので、普通にご飯も食べてこんなに元気じゃんって思って。でも外に出られない。気分的に追い詰められた時はありましたね。飛んでいる外の鳥がうらやましいと思ったこともあったくらい。」

入院中落ち込むこともあったものの、「病気を克服しよう」という気持ちは忘れなかったといいます。

吉井さん「不治の病だと思っていたので、言葉の重みがもう表現できないくらいドスンときたんですけど、先生がその告知の時に「でも今は治る病気なんだ」とすぐ言ってくださったんですね。先生が治る病気といってくれた言葉が本当に心強くて、希望が一瞬で大きく変わりましたね。」

「白血病は治る病気」治療中、その言葉が励みになったという吉井さん。

白血病に詳しい医師(猪口孝一大学院教授)もこう話します。

治る割合について

猪口教授「(白血病は)総合的に治りやすいです。赤ちゃんの時の白血病は9割以上治るといわれていますし、ご高齢の方は(治るのが)6割7割と減ってきます。(18歳の池江選手の場合は)その中間くらいと考えていただければ。」

かつてのイメージとは違い、今は治すことの出来る病気だといいます。

診断からおよそ1年2ヶ月後、吉井さんは退院しました。

治すための目標について

吉井さん「私は食べるのが大好きなので、退院したらこれを食べるぞというのを決めて、それを目標に 負けず嫌いなので、絶対にあれを食べるぞという気持ちで早く退院すると思ったりとか。エビマヨや生チョコレート的なポッキーとか、もうそれが食べたくて食べたくてしょうがなくて、それを目標に絶対に食べてやると思って。退院の日の車の中に食べたかったお菓子が入っていて、夜ご飯はゆでエビにマヨネーズというのを用意してくれていて、本当にうれしくて。」

そして最初の入院から2年がたった2002年春、仕事に復帰することができました。

今も年に1回検査を受けていますが問題はないといいます。

池江璃花子選手へ

入院中の池江選手に対し、吉井さんは――

吉井さん「まだ池江選手も混乱されている状況の中、ちゃんと告白して前向きに治療に専念するとおっしゃった。その本当に計り知れない勇気と、きっといい方向に行くことを信じているので、前向きに ただ頑張りすぎずに そして弱音も吐きながらちゃんと大切な人たちに甘えながら、治療に向かって欲しいと思います」

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