2019年4月1日
首相官邸で臨時閣議が終了し、
新しい元号の発表が行われました。
「令和・れいわ」になりました。
出典は日本最古の歌集・万葉集から引用したもので、
令というのは、「良い、りっぱな」という意味で、元号には使われていない言葉です。
和は「争いのない」という意味です。
「令和」の典拠
出典
『万葉集』巻五、梅花の歌三十二首并せて序
引用文
初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
書き下し文
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす
(しょしゅうのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかおらす)
新元号の考案者は?
考案者自身から秘匿を希望されていることに加え、
考案者を明らかにすれば、新元号と特定の個人との結びつきが
強調されることになりかねない為、こたえることは差し控えたい
とされていて、非公開となっています。
菅官房長官は
「新元号が広く国民に受け入れられ、個人の生活のなかに深く根ざしていくよう努めて参りたい」
と話しています。