2020年 10月9日(金曜日)の
NHK おはよう日本 まちかど情報室
今日のテーマは『焼きたて!簡単パンづくり』です。
テレビ番組で紹介された簡単パンのレシピ(作り方)をまとめていきます。
※10月2日(金)にも放送されましたが、今日は別のパンのレシピが紹介されました。
台所の食材で簡単パンづくり(10月9日放送)
教えてくれるのは、オンラインの講座でパンづくりを教えている
家庭製パン研究家・吉永麻衣子さんです。
身近な食材を活用して手軽にできるパンの作り方を書籍でも伝えています。
(ページ下に紹介します)
吉永さん:レシピを見ながらパンを作ると、
どうしても「このパンをつくるためにこの材料を買ってこないと」って。
そうではなくて、「冷蔵庫の中のお掃除だよ~」っていうつもりで、
いろいろな材料を使っていただけるといいと思います。
まず、吉永さんがおすすめするのは、
残りもので惣菜パン
吉永さんが使うのは、前の日の夕食で残ったこちら。
焼いた後のギョーザです。
吉永さん:何かひとつ 少し塩気のあるお肉類、加工肉系があると良くて、
味が引き締まるのでおいしいですね。
● ケチャップ
● とうもろこし
● 溶けるチーズ
● ギョーザ
● ピーマン
● トマト
(ケチャップとチーズと一緒にピザパンに塗るとおいしいんだそうです。
その他、ピザに合いそうなものを選びます。)
ステップ1 生地づくり
生地づくりというと一般的にはこねたり、たたいたりしますが、吉永さんのレシピならその必要はありません。
その秘密はシンプルな材料にあります。
通常使う、牛乳やバター、卵は入れずに水を使います。
簡単パンの材料
● 水 150g
● 強力粉 180g
● ドライイースト 2g
● 塩(生地用)3g
● 塩(仕上げ用)適量
● オリーブ油 適量
一般的なパン生地よりも水分量が多いので、スプーンでぐるぐる混ぜるだけで生地が完成します。
保存容器に、強力粉、塩、ドライイーストを加えたら後は水を加えて混ぜるだけ。
スプーンで混ぜれば生地が出来上がります。
こねません。
ステップ2 発酵
パンを膨らませるのに欠かせない発酵ですが、
通常は湯煎などで暖めて生地が膨らむのを待ちます。
(生地を温める)35℃とか40℃を自分で環境を作らないといけないので、それを保つのも大変ですし、ちょっとわずらわしいかなと思います。
ところが、吉永さんのレシピは生地の入った容器を冷蔵庫にひと晩(8時間以上)寝かせるだけです。
酵母は低温でもしっかり働いて発酵します。
冷蔵庫の中は放っておいても一定の温度に保ってくれるので、長時間発酵で味が落ち着いておいしくなります。
ステップ3 焼く
まず、発酵させた生地をアルミホイルの上に伸ばし三つ折りにします。
その上にケチャップを塗ります。
そして、ギョーザの皮ごとざっくりと切って、ごろごろと生地にのせていきます。
そして他の具材も細かく切ってのせ、生地をねじっていきます。
こうすると、はじめての人でもパンの形を作りやすいんだそうです。
最後に、普通のオーブントースター に生地を入れます。
通常は、オーブンを温めておいたりと手間がかかりますが、
吉永さんの方法では、その手間を省き、そのまま生地を入れて加熱します。
オーブントースターは庫内が小さくて熱源が近いので、表面がパリッとして中の水分がしっかり残った状態で焼き上がります。(好みの方も多いと思います)
1200Wのトースターなら約15分程(強火で)加熱すると完成します。
塩気のあるおかずであれば、大抵おいしいそうです。
吉永さん:きんぴらごぼうとか、肉じゃがをちょっと崩したりとか、あとは天ぷらとかフライ、揚げ物とかも少しソースに浸して入れてあげるとポイントになるので、おいしくお召し上がりいただけると思います。
続いてのおすすめは、
買い置き食材を活用!
缶詰や乾物を使います。
食材はこちら。
● 溶けるチーズ
● 焼き海苔
● ツナ
● 白ごま
● マヨネーズ
● しょうゆ
まずは、ツナと白ごま、マヨネーズ、醤油であえたら、
生地に焼き海苔をのせます。
そしてツナとチーズを加えて、
巻き寿司のようにくるくると巻いていきます。
食べやすい大きさに切り分けて、
トースターで15分焼けば、
和風パンの出来上がりです。
台所にある食材を自由に使って、オリジナルのパンづくりを楽しめるというアイデアです。
吉永さん:ちょっとだけ残ってしまったチョコレートとか、甘納豆だったり、ナッツ類など食べきれないっていうようなものも上手く使っていただけると、気楽にパンづくりしてもらえるんじゃないかな。と思います。
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